データサイエンティスト養成コース説明会にいってみて
多摩大学大学院に、ビジネスデータサイエンティスト養成コースというプログラムが今春から始まる。この話を聞いたときとても興味が湧いたので、既にMBAコースに入学してはいるもののコースの説明会に参加してみた。
主に豊田先生がお話をしてくださったけれど、次のようなお話だったと理解しました。
日本のビジネススクールはハーバードの系譜を辿っていて、ケーススタディを多く用いた教育を行ってきているけれど、ビジネスデータをビジネスに有効な形で活用するという試みは非常に少なかった。ビッグデータがバズワード化した昨今になって、様々な試みが行われている。
ケーススタディは、ビジネスを通じた人間活動の歴史から学んでいるわけだけれど、一方のビジネスデータも、結局は人間が活動をしてきた歴史(痕跡)だと捉えることができる。ビジネスの知はデータに宿る。
教育品質の低下と叫ばれる日本だが、それでも世界でも高水準の教育レベルであり統計学のプロフェッショナルというだけであれば、相当数いるはずだけれども、その統計学のスキルを用いて、ビジネス課題を解決することができる人材というふうになると、本当に極一握りの人材になってしまう。
データサイエンティスト養成コースでなく、”ビジネスデータサイエンティスト”養成コースとした理由は、統計のプロを育成するよりも、データからビジネスの知を引き出すプロを育成したいという大学の方針からである。
人材像として、MBAのビジネストレーニングを受けている+統計のプロ+ビジネスデータ活用できるIT人材。みたいな超ハードルが高いイメージなので
もちろん、必要に応じて、Webプログラミング(PHPやjavascript・・)とか、統計学、DBやSQLもがっちりやるし、統計ソフトRに関しては受講者全員がみっちりやるらしい。
MBAでしっかりビジネスの教育を受けること+まだ30歳なので、現場での自分の強みをきっちり作りたいなぁ〜という想いがあるので、コース受講を検討中であります。
はやくMBAコース側の春学期の時間割が発表されないかいなぁ〜・・・